雨水の排水のことを気にしている方はいないと思いますが、雨水の排水って大切です。
倉敷市の場合、マイホームからのキッチンなどからの生活雑排水、トイレの汚水は公共下水へ、公共下水が整備出来ていない地域は、合併浄化槽を利用して排水します。
では、敷地内に降った雨はと言うと、敷地内に設置された雨水マスへ排水します。雨水マスからの排水は道路に設置された側溝を通り、用水路へ流れています。
ここから私の自宅のお話しますと、16年前に中古住宅として購入しました。前面道路は倉敷市道で、上下水道が宅内に引込みされていました。
生活していると、お隣の方から、「道路占用の継続使用」のお話しがありました。
よくお伺いすると雨水マスから排水された雨水は、道路の真ん中に昔から、私設で整備された排水管を通っているとのこと。
道路占用の使用料は発生していませんが、交通量がある道路になりますので、排水の詰まりや、破損があった場合には、その排水路を使用している人の負担で補修が必要になります。
倉敷市へも、協議をしてみましたが、倉敷市としての見解は「現在の市道排水の規格に合う様に工事を行えば、市の排水として取扱いをします。」との回答でした。
実際、大幅な工事が必要になりますので、断念しましたが、将来に渡って破損の不安が残ります。
最近の新規分譲地は、このようなことはありませんが、昔に造成された団地などはこのようなことも起こり得ると思います。
これも倉敷市で30年間、不動産売買に携わってきた経験からお話しできる事です。
倉敷で土地や、一戸建住宅、マンションの購入をお考えの方や、倉敷市内に所有する使用されていない不動産の売却をお考えの方は、倉敷の不動産売買専門ショップおおたか不動産へお気軽にご相談下さい。